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絵になること と 城戸賞  [シナリオ作法]

前回、絵になることについて書きましたが
脚本を書く時の基本として
映像化できない事を書くな、というのがあります。

但し、ト書きにおいて「明るく笑う」と書くか
「つらい気持ちを押し隠し、明るく笑う」と書くかは
その時の状況に応じて、だと思います。

私は本来、ト書きは簡素にして
あとは監督と役者さんに委ねたいタイプです。
思った通りのものがピタッと来ても嬉しいですが、
思いもよらない画作りだったり演技が見れると嬉しくなります。

が、色々とお仕事していくなかで、ある程度の描写は必要
という事で、かなりト書きを書く様になりました。
一度、役者さんの要望で、
ここはこんな心情だとわかるように書いてくれと言われ
判り易く書いた事があります。
その時は、別のプロデューサーが脚本を読み、
ここまで書き込むの?と笑われてしまいました。

かと思うと「ここまで指定されたら、
俺の仕事がなくなるじゃん」という監督もいるので、難しいです。
程よい感じのト書きを書くには、
経験を重ねるしかないという事でしょうかね。

さてさて、城戸賞ホームページにて
最終審査選考作品の公開が始まりました。
こちらからどうぞ。

  *** 「ハムラビ」のPDF公開は終了しました ***

どんな内容か知りたい方は、こちらからどうぞ
お問い合わせがある方は、左のメールフォームからご連絡ください。

  *** 以下の文章はブログ公開当時のものです ***

応募脚本292編という文字の下に執筆者の表があります。
その丁度、真ん中に「ハムラビ」と私の名前「上杉隆之」があります。
名前の右の「作品PDF」をクリックしたら読めると思います。

次回の城戸賞がアップされるまでは
PDFファイルでご覧になれます。
なんだかんだと、一年なんてあっという間ですので
思い立ったが吉日。是非、ご覧ください。

勿論、私の「ハムラビ」だけでなく
何人もの方の作品が公開されてますので
合わせて読んで頂きたく思います。

映連の皆様のお心遣い、感謝しております。


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