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CIAとシロツメクサ [日誌]

前回、CIAの話が出ましたが
アメリカ中央情報局の事は、Central Intelligence Agency と言います。
情報や諜報=インテリジェンス、なんですね。

てめぇ、さしづめインテリだな。
てな感じで寅さんの言うインテリは、インテリゲンチャ 。

寅さん好きなプロデューサーの所で保留中の企画書に
インテリジェンスをモチーフにしたものがあります。
邦画でスパイものなんて客が入らなさそうですが
ゲットスマート的なアプローチならイケそうな気がするんです。
  
参考文献として読んだ「インテリジェンス 武器なき戦争」とか
とても面白かったので、昔ながらのスパイアクションではなくて
リアルなインテリジェンスのあれこれを散りばめて話を運べば
充分、成立すると思うんですが、どうでしょう。

私の脚本家としての教本である「シナリオ作法四十八章」の
「ヒット性のある企画とは何か」という章では、
「観客が見たいと願望する題材のもの」が挙げられておりました。

その伝でいくとインテリジェンスものも良かろうもん。
映画化しましょうよー。

スパイ衛星こっそり打ち上げたけど、NASAに一言伝えなかったばっかりに
世界中のアマチュア天文家達にバレバレになっちゃったとか
そんなエピソード満載な笑えるスパイもの…今風に言えばインテリジェンスコメディか。
ハニートラップの実態や、インテリジェンスの現場での苦労とか
ちょっと見てみたいと思いませんかね。

私の息子も、スパイとか忍者と聞くと目を輝かせます。
折り紙で遊んでいると、必ず私には手裏剣を折らせますし
カーズ2を観ては、フィン・マックミサイル気分でスパイごっこをします。

戦いごっこ全般が好きなのは男の子だなぁ、って感じですが
パンチやキックの当たりどころが悪くて、私が本気で痛がってたりすると、
ごめんねと謝り、ナデナデしてくれます。
心根が優しいんですなぁ。
きっと、妻に似たんでしょうね。

息子のいい所は、全て妻に似てると思ってます。

そんな息子が、保育園からの帰り道、お花を摘んで大事そうにしてました。
マーガレットに似た花と、シロツメクサの花です。
聞くと、お母さんにあげるの!
だそうです。
「だって父ちゃんもお花あげてたでしょ? だから、ボクもあげたい」
いや、あれは母の日の花で、キミがまだお花買えないから
替わりに買ってきたんだよ。だからキミからママにあげたって事なんだよ
「でも、ボクが自分であげたいの」

妻は花をもらって狂喜乱舞した後、息子にしばし頬擦り。
花の写真を撮りまくる妻の後ろで、私は娘から頭突きを喰らっておりました。

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Photo by (C)Tomo.Yun  http://www.yunphoto.net



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