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ロールケーキと説明台詞 [シナリオ作法]

ロールケーキって一時、表舞台から引いてた感がありましたが
何がきっかけなんだか復活して、グイグイ前に出てきてます。
今や、デパ地下やコンビニでもロールケーキ置いてありますよね。

ロールケーキ好きとしては嬉しい限りです。

デパ地下などでよく見るフルーツたっぷりものとか
コンビニで見かけるお一人様用プレミアム系とかも美味しいですが
今、どんなロールケーキ食べたいって聞かれたら
幼い頃から慣れ親しんだ、スイスロールが食べたいです。
スイスロール.jpg
シンプルなのがいいですなぁ。
ロールケーキに限らず、甘いもの大好きなので
仕事の合間に、チョコ等つまんだりします。
脳に栄養を送ってるんだい。と言い訳しつつ。

仕事中は、頭の中でずーっと、ずーっと考えてる訳ですよ。
時折、ノートに書き付けたり、パソコンに打ち込んだりしつつ。
で、ずーっとずーっと頭の中で練り上げていったものを
シナリオなり企画書なりに落としこんでいくんですが
そういう時に気をつけなきゃいけないのが
初見でわかるようにする事です。

初めて読む人がわかるように書くのは意外と難しいんですね。
自分の中でアイデアを練る時間が長かった場合は特に、です。

ものすごく練り込んで、これは面白くなるぞと思っても、
できあがったものをプロデューサーなり監督なりに読んでもらうと
「これ、どういう意味?」とか、質問攻めにあったりします。

自分の中では練り込んで消化してある事柄でも、
初見の人には、そこへ辿り着いた過程がわからないので
筋道立たないものを読んでる気になってしまいます。

宮本監督には色々教わりましたが
初めの頃、散々言われました。初見の人がわかるように書け!と。
そりゃそうですよね。 
観客、視聴者は初見なんですから。 
それだけでなく、スタッフやキャストが初見でわからなきゃ
誰もその作品に参加してくれません。

かといって説明が過ぎると面白くなくなっちゃいますし
難しい所なんですねぇ。

説明台詞が多いのは下手な脚本の典型ですが
ついつい、やりがちな失敗ではあります。
そこら辺の対処法は、シナリオ作法四十八章にありますので
興味のある方は読んでみて下さい。

   

(次回の記事で説明台詞について書きましたので、そちらもどうぞご覧ください)

さて、前回ロールケーキを「半分こ」する際に
成長の跡を見せた息子ですが、
お風呂の後は、いつまでも裸ん坊でいたりします。
ようやくパジャマを着たと思っても
ボタンを留めずにお腹全開だったりします。
しかし、こないだゴロゴロとカミナリが鳴ったんですね。
すると息子は、いそいそとボタンをしめて
なおかつ、ぎゅっとお腹を抑えてます。
どしたの?
「カミナリさまが怖いから」
おへそ取られないように、だそうです。
かわいいのぉ。


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