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第39回城戸賞 準入賞作品「 ハムラビ 」 [作品紹介]

        死刑囚131人が執行されぬまま拘置所に収監中。
     そんな中、死刑廃止論者が次々と殺される事件が発生する。
   動画サイトに犯行声明が投稿され、日本中に驚愕の要求が突きつけられる……

             人質は、全ての一般市民
           要求は、全ての死刑囚の死刑執行

      死刑囚と一般市民。ふたつの命を、秤にかけろ

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  登場人物

羽村 亘(27)…連続殺人犯。死刑囚全員に対して死刑執行を要求。
村木 篤(52)…死刑廃止論者の大学教授。家族が殺されても死刑に反対すると明言。
村木望美(23)…村木の娘。大学院生で、犯罪者の更生について研究している。
黒田哲雄(46)…警視庁捜査一課の刑事。

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あらすじ

死刑囚131人が収監中の日本。
そんな状況の中、死刑廃止論者を標的とした連続殺人事件が発生。
犯人は、動画サイトに犯行声明を投稿。
と、同時に驚くべき要求を日本中に突きつけてきた。

「人質は全ての一般市民。要求は全ての死刑囚に対する死刑執行」

死刑囚全員が死刑執行されなければ
一般市民を殺すという前代未聞の要求に日本中が震撼。

死刑廃止論者のリーダーである村木教授は
その脅迫に怯む事なくメディアに登場し、死刑の廃止を訴え続ける。

やがて犯人の矛先は村木教授に向けられ、大学内で襲撃されてしまう。
間一髪、黒田刑事らが駆けつけ襲撃犯の新城が逮捕される。

事件は一件落着かと思われたが、新たな殺人事件が発生…!

新たな犠牲者は死刑廃止論者ではなく
普通の一般市民だった。
その上で真犯人は、新たに1週間の期限を設け、
期限内に死刑執行がされなければ、一般市民を殺すと脅迫。

警察が地道な捜査で物理的に犯人を追跡する一方、
村木教授は死刑廃止論を訴える事で犯人と精神的な対決を続ける。

国会では死刑執行を巡り紛糾が続き、
世間でも死刑制度に関して議論が沸騰。
日本中が翻弄される中、入院中であった新城の妻が死亡。
それをきっかけに新城が真犯人・羽村の名前を自供する。

羽村は通り魔事件の被害者家族だった。
警察は羽村のマンションに駆けつけるが、既にもぬけのカラとなっていた…。

羽村は行方不明のままだったが、
新たな殺人もなく、事件は沈静化したと誰もが思っていた。

しかし、それは最後の対決の前の静けさに過ぎなかった。

「奪った命は、自らの命で購え」という羽村に対して
「人の命を奪う事は、どんな理由があっても許されない」とする村木教授。
真っ向から対立する両者の間で、決着の時が近づいてゆく…

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第39回城戸賞 準入賞作品です。

センセーショナルな社会派サスペンスとして
観客への訴求力が高いと思われます。

映画プロデューサー、映画監督の方々や
映画制作会社、芸能事務所の方々で
興味がある、
という時はお気軽に左サイドバーのメールフォームから
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…(サイドバーが表示されない場合は、こちらのツイッターへ)…
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もちろん、映画関係者や芸能事務所関係者以外の方も
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お待ちしております。

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どうぞよろしくお願いします。
ハムラビ表紙_全編1201.jpg


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