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キャラ先とスジ先3 [シナリオ作法]

さて、前回、前々回に続き、キャラ先・スジ先について、です。

  ちなみに「キャラ先・スジ先」は
  私が勝手に言ってる用語ですので
  よそで使っても通用しませんので
  くれぐれもお気をつけください

さてさて
脚本を書くアプローチとして
キャラ先・スジ先という方法があるけれど
一長一短なのでどっちにするか迷うよねぇ……と前回お話しました。
monogatari_king_arthur_sword.png

たとえ、自分はキャラ先が得意だし好きなんだ!という人も
いやいや、スジ先が合理的だと思うし書きやすいよ!という人も
得意なことを伸ばすのはいいことですが
弱点を補うのもまた必要です。

だったら両方のイイとこ取りすればいんじゃね?

キャラクターのプロフィールや履歴書をしっかり作ってから
きっちりかっちりプロットを構築する。
――なんだ簡単じゃん!

いやいやいや。
確かに
ベテランと言われるほどに脚本を書きなれてきたなら
自然とハコ書きも頭の中で出来るようになり
キャラ先で始めても、おおよその地図を持ちつつ
迷子にならず書き進められることができるでしょう。
しかし
ついこないだコンクールに応募したのが一作目です!
という人は、そうもいかないと思います。
car_syoshinsya_mark.png

キャラクターを先に深掘りして作り込めば
あとで組み立てたプロットに収まらない動きをしちゃうし
先にプロットをしっかり練って組み立てれば
あとで配置するキャラクターをそこに押し込もうとするあまり
矛盾だらけで設定ブレブレ御都合主義キャラに……。

結局、キャラ先でアプローチしたら
最後までキャラ優先のストーリー展開となり
面白さはその時その時の運任せで不安定
スジ先でアプローチしたら
最後までキャラはストーリーに追われる存在となり
決まりきった動きとセリフしか許されないキャラは
その魅力に欠けてしまい、その結果
あらすじは面白くても、脚本としての面白さはイマイチ……
なんてことになってしまいがち。

そうこうしてるうちに
自分はキャラ先派だ、スジ先派だ、と固定化し
あまつさえ他のやり方は邪道だなんだと拒否反応を
示してしまうようになっていき、不毛な罵り合いを……
って、そんな事態は避けたいですよね。
キャラ先・スジ先は脚本を書くためのアプローチであって
どっち派が正しいのかで争うためのものではありません。

とはいえ、書いていくうちに
それぞれのデメリットにひっかかったりして
自分のやり方は間違ってるんじゃないかと
迷ったり悩んだりするもの。
特にシナリオスクールに通わず
独学でやってる人たちは悩むんじゃないでしょうか。
私自身も、独学でやってきたので
どっちがいいのか手探り状態を続けてました。
megane_sagasu_odeko_man.png

ちなみに
私が最初に脚本を書いた時は、キャラ先でした。
但し、ざっくりとしたキャラ先。
おおよその性格と背景を設定したら
あとは舞台設定の中に放り込んで
平日にあれこれ展開やシーンやセリフを練ってメモしといて
土日に脚本として書いていく、という執筆スタイルでした。
2ヶ月ほどで書き上げて初めてシナリオコンクールに応募しました。

この時は一部の審査員に熱烈支持されることとなりましたが
残念ながら大賞を受賞することはありませんでした。

でも、それを機会に声をかけてもらい
脚本の仕事を始めることになりますから
「これは大賞向きの作品じゃないんで今回やめとこうかな」
――という考えが一瞬あたまをよぎっても
全力で書いて出来映えにある程度満足してるなら
そのテイストにハマる監督やプロデューサーが読む可能性あります。
ですので、臆せず応募した方がいいと思いますよ。

声をかけられて以降、脚本作りの現場に出るわけですが
どうにもこうにもキャラ先アプローチ一本で通すのは
限界があるな、と感じました。
kabe_tachimukau.png

最初の頃は、作品のおおもとのアイデアを監督から提示され
私が、がっちりキャラ設定を作り込んだら
それをもとに監督と二人三脚、ストーリー展開を練っていく
という形で仕事をしてました。
実際、それで脚本家デビューを果たすんですが
相性のいい監督やプロデューサーばかりと仕事する訳ではありません。
作品を良くするための衝突ならいいんですが
お互いが目指す作品イメージが固まらない決められない――
どちらかが軌道修正しようとしても主導権争いのようになってしまい
結局、なにも決まらない……などの不毛な衝突をするチームの場合
このやり方は時間がかかって仕方ないですし
最悪、誰もが着地点がわからなくなり、企画自体が空中分解……
ということになってしまいます。

障害はそれだけではなく
大人の事情でプロット変更を余儀なくされることもありますし
そのセリフはちょっと……と役者さんからNGが出ることもあります。
そんな時、最初のキャラ設定とずれてしまうから直せない、とか
あるいは、最初にきっちり組み上げたプロットとずれてしまうから
そういう書き直し案には答えられません!
などと、きっぱり言えない場面が多々あります。

そんなこんなで悪戦苦闘しつつも
実戦の中で学んでいくわけですが
キャラ先・スジ先どっちもやってみて
どうにか上手くハイブリッドができないかと
試行錯誤してきました。
で、上記に書いたような失敗がありつつも
これならば、と思うような方法を見つけました。
monogatari_king_arthur-1.png

それは
(仮)システム
です。
どういうことかと言いますと
キャラ先が得意な人は、いつも通りキャラをきちんと作り込み
そのあとでプロットを組む。
しかしそれは、がっちり揺るがせのないもの、ではなく
プロット(仮)
といった感じのもの。

スジ先が得意な人は同様にプロットをしっかりと作り込み
そのあとで、キャラ設定(仮) を作って配置します。

あくまで (仮) です。
必要に応じて、柔軟に変更するので【カッコ仮】です。

完璧なアプローチを求めるあまり
どちらもガチガチに固めてしまい
結果、ぶつかりあって上手くいかないならば
そんな無理をせず
どちらかに重心を置けばいいんです。
そしてもう一方は、臨機応変に対応させる。
軸足はひとつでいいんです。
でないと、前にも進めないし、何かあった時に対処できません。
kung-fu_man.png

キャラ先アプローチする時は
描きたい人物がいる、ということですので
キャラの生き様を効果的に描くためならば
プロットの方を変えてしまっていいですし
スジ先アプローチする時は
語りたいストーリーがあるということでしょうから
物語のテーマがしっかり伝わるためなら
キャラ設定を臨機応変にあてはめていく。

キャラ先・スジ先それぞれが
お互いを効果的に引き立てるように
補完し合うわけです。
これならキャラ先でストーリー展開で迷子になることも
スジ先でキャラクターの魅力不足に困ることも
確実に少なくなります。

例えば
桃から生まれた男が村を救うために鬼と戦う話を描きたい
というスジ先アプローチの物語の場合
monogatari_momotarou_solo.png
男をサポートする仲間を(仮)設定して書き進めます。
しかし途中で、主人公の特殊な生い立ちに対して
仲間のキャラが立ってないことに気づく。
――引き立て役が地味過ぎてもつまりませんからね。
ならば、と仮設定の仲間キャラを
インパクトのあるキャラに変えてしまいます。
いっそ人間ではなく、犬・猿・キジなどの動物にしてしまおう。
そうすれば主人公グループの特殊性が浮き彫りになるので
恐ろしい鬼にも対抗できる説得力が出ますし
キャラクターたちの魅力も増してくるわけです。
monogatari_momotarou.png

もひとつ、例えば
キャラ先アプローチによって、若者の漁師で心優しいけれど
楽しいことがあると夢中になりがちな男、を作ったとします。
それをもとに、彼が亀を助けて竜宮城に行く
というプロット(仮)を組みます。
しかし、それだけでは物足りないな……と思ったら
一度組んだからといって固執せずに
プロットを少し変えればいいんです。
なんせ(仮)ですから、遠慮はいりません。
ここでは、亀から恩返しをされてめでたしめでたし、ではなく
キャラ先で作った設定を、より活かすために
竜宮城での宴が楽しすぎて夢中になり
地上では長い年月が経ってしまっていた……
というラストに変えてみます。
するとキャラに沿いつつも意外なラストとなり
不思議な後味の物語となります。
urashimatarou.png

あくまで(仮)なので、ラストすら変えたって構わないんです。
キャラ設定だって大胆に変えてもいいんです。
キャラ先・スジ先の完全ハイブリッドを目指すから
あれこれ上手くいかないわけで
この(仮)システムならば、やりやすいんじゃないでしょうか。
私の経験上、もっとも良さげな脚本執筆アプローチ
だと思ってます。

そんなやり方、言われなくても分かってるわ!
という方もいるでしょうが
キャラ先にしようかスジ先にしようか迷ったり悩んでる時は
意外と、どちらかに囚われてしまいがち。
一度、自分のやり方は、こっちがいいんだ!と思い込むと
なかなか抜け出せなかったりします。
でも、どちらか一方のアプローチよりも
両方できた方がいいですよね。
そして、どちらかをしっかりと作り上げる人は
もう一方もしっかり作り上げねば!と思いがち。
でも、両立させようと頑張り過ぎて立ち行かなくなっては本末転倒
そういった意味でも
こうして言葉にすることで意識させることは必要だったりします。
軸足はひとつだけでいいよ。
あとのひとつは(仮)でいいんだよ。
いきなり両方完璧にやらなくていいよ――と。

大事なのは、キャラクター頼み一本、プロット頼み一本という風に
どちらかひとつに頼り切ってしまうのは得策ではありません。
キャラクターがしっかり描けていて
筋立ても申し分ない――それが理想な訳です。

しかし、両立しようとすると何故か上手くいかない
という人もいます。――私もそうでした。
そういう時は、まずはこの(仮)システムを試してみてください。

もちろん
自分のやり方が確立していて
それで上手く機能している、という方は
その方法を貫いてもらえばいいと思います。

しかし、そうではない、という人もいます。
そんな壁にぶつかった時
シナリオスクールに通ってる人なら
講師の方に聞くのが一番でしょう。
しかし、独学でシナリオを書いている、という人は
そうもいきませんよね。
自分で試行錯誤するのもいいですけど
そうこうしてるうちに
どんどんデビューが遅れてしまい
同世代どんどんデビューするわ活躍するわ
焦る焦る焦る。あああああ。
sick_panic_woman.png
すでに誰かがやってみて良さげな方法があるなら
聞いてみたいぃぃ。――そんな時あります。

そんな時は
今回の記事を思い出してもらえたらな
と思って書きました。
もちろん、これが正解、というわけではありません。
このやり方を叩き台にして
自分独自の書き方を見出す一助にしてもらえればいいな。
そう思っております。
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キャラ先とスジ先 2 [シナリオ作法]

さて、前回に引き続き、キャラ先・スジ先について です。

  ちなみに「キャラ先・スジ先」は
  私が勝手に言ってる用語ですので
  よそで使っても通用しませんので、お気をつけください 。

さてさて
脚本作りで悩ましい問題として
キャラ先・スジ先 どっちにするか
という問題がある――と前回お話しました。

特に脚本を書き始めたばかりで
何本か書いてみたあとに
はて、自分はどっちが合ってるのか
はたまた、どっちのアプローチが正解か
そんな風に悩む人は多いと思います。

先にキャラクター造形をしっかりやってから
キャラの動きを追うようにストーリーを編んでいくのか
それとも
先にプロットをしっかり組んでから
それに見合ったキャラを作り出してストーリーを構築するのか

物語の元となるアイデアが浮かんだ後
それをシナリオとして組み上げようとした時に
キャラ先にするのか?スジ先にするのか?
悩ましいところですね。
どっちがいいんでしょうか……?

whiteboard_memo_man2.png
まずはそれぞれの長所短所からみてみましょう。

キャラ先の場合ですが
人物設定をしっかりがっつりするので
セリフが自然と出てきやすい、という強みがあります。
こんな場面・こんな状況の時には
このキャラはこういう言動をするはず!
と、自信を持って書き進めることができます。
もしも迷ったとしても、キャラ設定を振り返って
キャラに入り込みさえすれば
どのくらい時間がかかるか、は別として
どう動き、どう喋るか、自ずと答えが出てくるでしょう。

キャラ先を極めますとストーリー展開を考える際に
例えば「空から女の子が降ってきた」
というオープニングの とっかかりさえ思いつけば
あとは登場人物たちが動いてくれるので
それを書き留めていけばいいわけです。

そこまで極めずとも
セリフも自然と活き活きしますし
突飛な行動をさせたとしても
キャラ設定に基づいた行動ですので
監督やプロデューサーに突っ込まれた場合に
あたふたせず、堂々と説明できます。
なによりもストーリー全体を通して
キャラクターの心情の流れを把握しながら書けるので
ブツ切りの事件の羅列にならずストーリーを語れる
という利点があります。
しかも
キャラクターがしっかりしていればいるほど
自分が思いもしなかった方向にストーリーが進んだりしますので
作者自身も、書いていて楽しいアプローチだといえます。

但し
がっつりしっかりキャラ設定をしないと
執筆途中で場当たり的な設定追加をして
いろんな部分が連鎖的に破綻してしまったり
ストーリー展開に行き詰まった際に
突破する力が決定的に足りなくなってしまいます。
そうなると、最悪、キャラ変更を余儀なくされます。

逆にキャラ作りがしっかりしていたら、していたで
登場人物への思い入れが深くなりすぎてしまい
辛い状況に叩き込むことができなくなり
平穏無事で無難な展開にしかならなかったり
キャラ同士のかけあいだけで楽しく書けてしまうので
自分だけの箱庭世界でグルグルすることとなり
ストーリー自体が全然進まなくなってしまいがち。
更にはキャラを作りこみ過ぎて、それに囚われてしまって
ストーリー展開できなくなる、ということもあります。
――このキャラはこんな行動はしない!
だから、次の展開どうすればいいのかわからん!
だから、ストーリーが進まない!
という事になる場合も、あります。

人間を描く、というドラマの基本からしたら
キャラ先が王道のように思えますが
それゆえに頓挫したときには、なかなか抜け出せない
という落とし穴があったりします。
otoshiana.png

エンタメ系やミステリ系以外の
いわゆる純文学系の小説家の方々は
キャラ先の人が多いような印象があります。
昔の映画の脚本家の方々もキャラ先が多いかも。
あくまで個人の感想ですが。

さて、次に
スジ先の場合ですが
先にストーリー構成をしっかり練りあげるので
この先の展開をどうしよう……と
執筆途中でいたずらに悩まなくて済みます。
もちろん、プロット作りの過程では
たくさん悩んで、しっかり作り込まなくてはいけませんが
そこを手を抜いたり妥協したりしなければ
執筆途中で次の展開が思いつかず途方に暮れてしまい
最悪、完成をまたずに放り出す、という心配が少なくなります。

更には効果的な伏線も貼り放題です。
書きながら次の展開を考えるというキャラ先アプローチですと
このシーンは伏線あった方がいいなと思ったら
めんどくさくても、一回、前の方に戻って
伏線シーンを埋め込む作業をしなくてはいけません。
その際、埋め込む前後のシーンのテンポや
整合性も考え直さないといけないので、大変です。
スジ先ですとその手間暇を最小限に抑えられます。

それにキャラ先の場合だったら
あらかじめ思いついた伏線を張っておいても
キャラが自由に動いた結果、伏線回収ができなくなる……
なんてことも発生しますけれど
その点、スジ先ですと、その危険性も少なくなります。

なにより
面白い設定やオープニングシーンを思いついて
脚本を書き始めたはいいが
その後の展開に行き詰まり
着地点も見出せずに、未完のままになってしまう
というリスクが減ります。

map_open.png
スジ先は、地図を持って旅に出るのと一緒です。
地図上にゴールを設定したら
途中で交差点や分かれ道になっても
どっちに行けばいいかわかりますし
もし迷っても、地図を見ればいい。
歩いていてつまらない道や渋滞してる道があった場合にも
別の道を探るためには、地図があった方が効率的。
――そういうところがスジ先のメリットです。
travel_people_pamphlet.png

その一方で デメリットは
プロットに注力してしまうがゆえに
キャラが薄くなったり
ストーリーを語らせるだけのキャラになったり
と、キャラの魅力が乏しくなりがちだ、という点です。
物語の展開の面白さに頼って
キャラの掘り下げがおろそかになると
ありふれたセリフのやりとりになってしまいますし
物語全体の面白さに深みが出てきません。

それだけならまだいいんですが
ストーリーを進めていくうちにキャラクターの設定が
どんどんブレてしまう可能性も出てきます。
あるシーンではあんな言動をしていたキャラが
別のシーンではそれとは全く反対の言動をする……
なんてことが出てきてしまいます。
ストーリーの都合上でしかキャラが存在しなくなってしまうわけです。
それでは観客・視聴者も興ざめしてしまいます。

てな感じで
どちらも一長一短。

趣味として書くなら
キャラ先が向いていると私は思います。
先の展開が分からぬ物語を、登場人物と共に作っていく
という創作する楽しみが味わえますし
たとえ展開に行き詰まっても
締め切りがありませんので
思う存分、悩んで、考えて
創作する苦労、というものも堪能できます。

じゃあ、プロとして書くなら
スジ先でなくてはいけないのか
というと、それもちょっと違います。
ただ、キャラ先だけでなくスジ先でも書けないと
プロとしてやっていくのは大変かもしれません。
slump_bad_man_write.png

なぜなら、まず監督やプロデューサーに提出するのは
プロットが多いからです。
企画書として提出する場合もプロットを求められるし
プロットがちゃんとしてなければ、尺が読めません。
キャラクターが自由に動いてるうちに
2h 枠のドラマなのに160分の脚本になってしまっては、困ります。
タランティーノならそのままでも周りは納得せざるを得ないでしょうが
みんながみんなタランティーノじゃありません。

国民的なミステリ作家も
かつてはプロットライターをしていたと聞きます。
連ドラ一話分のエピソード募集コンペをする、なんて時には
提出するのはもちろんプロットですし
企画書にもプロットを添付します。
その企画書が通って、脚本を書く段階になっても
いきなり脚本を執筆するのではなく
打ち合わせを反映させたプロットを書かねばなりません。
プロットの段階でも何度も打ち合わせを重ね、OKが出たら
ようやく脚本執筆にとりかかります。
まずはプロットの段階で納得させねばならんことが多いんですね。

なので、スジ先でプロット作りができないと
たとえコンクールで受賞してデビューできても
その後で苦労する可能性があります。

だからといってスジ先が大正義だ!とはなりません。
ここが難しいところで
出来の良いプロットが作れても
いざ脚本にしてみた時に
キャラクターの掘り下げができていないと
人物の心情の流れがブツ切りで繋がらない!
イベントをこなすために人物が動いてる!
などとダメ出しを喰らうことになります。
kaisya_komaru_man.png

ということで
やっぱり、キャラ先もスジ先も、一長一短。
あちらを立てれば、こちらが立たず……
じゃあ、どうするの?!

……気づけば、また長くなってしまいました。
申し訳ありませんが、次回に続きます。
来週には更新する予定ですので、少々お待ちください。
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