勤労感謝の日とボジョレーヌーボー

今日、１１月２３日は勤労感謝の日ですね。

昔でしたら、新嘗祭。難しい漢字です。
にいなめさい、と読みます。

小学校の頃に、学校の菜園なんかで育てていたサツマイモ。
秋になって皆でイモ掘りをして、収穫祭をしたりしましたが
新嘗祭もまた、それと同じで、五穀の収穫を祝う宮中行事の事です。

かつては新嘗祭まで新米を食べなかったそうです。
今ではそんな事はありませんが、これ、昔の風習に戻したらどうでしょうね。
収穫して精米して、さっさと売りたいという農家の方々の気持ちはわかりますが
なんだかそんな単純な資本主義的な考えだけでいいのかな。なんて思います。

「和食」がユネスコの世界文化遺産に登録される見込みが強いとの事。
食に関する習わしを申請しているようですので、
新米を食するのは新嘗祭でお祝いをしてからという習わしも守って欲しいなぁ。

そしたらボジョレーヌーボーみたいになるんじゃないですかね。
全国一斉に新米販売が解禁になるのなら、皆の期待も集まるし
キャンペーンやプロモーションもその日に合わせて盛り上がるんじゃないでしょうか。

これなら日本の伝統を守る心も資本主義的ソロバン勘定も両立しますよね。ね。

いいと思うんですが、でもそういう規制をするのは難しいんだろうなぁ……。
何だか知らないけど、自由化だとかグローバル化だとか提灯だとか
めんどくさい世の中であります。ポイズン。

とにもかくにも
勤労感謝の日の今日、お仕事のありがたさを噛みしめて仕事をしております。

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