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勤労感謝の日 と 自己アピール [日誌]

前回、勤労感謝の日について触れましたが
皆さんはどのように過ごされましたでしょうか。

長いこと派遣社員をしていたのですが
土日祝祭日はむしろ忙しいのでシフトに入って欲しいと
クライアント側から言われてましたので
勤労感謝の日は、仕事ができる喜びを噛みしめるため
積極的にシフトを入れてました。

いくつか派遣会社や派遣先も変わったんですけど
いろんな人がいて楽しかったのを覚えています。

特に一番最初に働いたところは
音楽を目指す人、演劇で身を立てようとしてる人
漫画家の奥さん、元キャバ嬢、元ホスト
政党青年部の人、正社員との結婚を目論む人
イラストレーター、新人声優さん、などなど
とてもバラエティに富んでいて楽しかったです。

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そこで働きながら書いた脚本が
ヤングシナリオ大賞審査中のある監督の目にとまり
丁度、そこの派遣先が無くなってしまった時に
仕事を手伝って欲しいという電話が鳴ることになりました。

結局、その脚本はヤングシナリオ大賞を取ることなく終わりましたが
のちのち、映画やドラマの脚本を書くことに繋がった訳ですので
大賞が取れなかったとはいえ、それに匹敵するほどの働きをした作品だと
思ってます。

そういった経験から言わせてもらうと、
脚本家を目指してコンクールに応募している人は
大賞が取れなかったからといっても、どうか気を落とさないでください。

毎年11月の半ばくらいから、
城戸賞関連の記事を読むためのアクセスが多くなります。
その城戸賞の場合で言いますと、最終選考に残れば
プロデューサーと知り合う機会がありますので
どうぞ、自分自身を売り込んでみてください。

以前、参加したフィルムワークショップで「Pitch」の大切さを学びました。
「Pitch」は作品売り込みのために1分ほどでまとめた、いわば口頭の企画書。
何も知らない人に、如何に自分の作品が面白いかを伝えるためのものです。

あらすじを面白く伝えてもいいですし、作品コンセプトが売れスジであることを
わかりやすく伝えてもいい、とにかく興味を持ってもらうこと。

プロデューサーや監督は忙しいので、こちらからアピールして
興味を持ってもらわないことには、なにもスタートしません。
ということを、フィルムワークショップの「Pitch」コンテストで教わりました。

ですので、最終選考に残った方は、大賞が取れずにがっかりしてる暇はなく、
あるいは、結構いいとこまでいったじゃん、と油断せずに、
授賞式後のパーティーでの自己アピールの準備を抜かりなくやってください。
その後の交流会にも出席するなら、尚更、準備をしておいて損はないです。

最終選考に残った作品を1分くらいで面白く説明できるようにするとか
温めてるストーリーを、ペラ1枚の企画書にまとめて作っておくとか
自分の得意分野をうまくアピールできるスピーチを作っておくとか
そういう準備しておくといいと思います。

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そして今年、受賞を逃した人、最終選考まで進めなかった人たちも、
来年に向けて脚本執筆するのはもちろんのこと
自分をプレゼンする用意もしておくといいかもしれません。

自分をプレゼンといえば、第39回城戸賞の準入賞作品を小説に致しました。

キンドルで読むことができます。
上下巻、各150円ですので、お気軽にどうぞ。→「ハムラビ 上巻
                      「ハムラビ 下巻

長々書いて、結局、宣伝なのかぁ?!
すいません。
次は宣伝なしで書くつもりです。

できればプロット分析を。

では、また。

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