寝言とノマド

寝言は寝て言え、とか
来年の話をすると鬼が笑うよ、とか
どうにも古い言い回しをする事があります。

今朝も、あるネットの芸能ニュースの感想で、私が
「よくもまぁ、ぬけぬけと―」と言ったら
妻が、そんな言葉、久々に聞いたよ、と笑ってました。
「だってこの女優、いけしゃあしゃあと―」と続けたら
また笑われました。

４０を越えたおっさんが若者言葉に精通しているよりも
こうした古式ゆかしい言い回しを使う方が良さそうなもんですが
そしたら、何だか偏屈だとか言われちゃうんですよね。

― 意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい ―
「草枕」が夏目漱石の作品では一番好きです。

脚本の仕事なんで
若者言葉も知っておかなくてはいけないんでしょうが
何て言うんでしょ、
現役じゃない人が使う若者言葉ってイタい感じがしますよね。
あれ？このイタいって表現は大丈夫か？もうよくわからんですわ。

とにかく、身の丈にあった言葉で台詞を書こうと思ってます。

妻には笑われましたが、私は妻の笑顔が好きなので、
それはまぁ良しとして仕事場に向かいました。

ホントは今日はパソコン仕事じゃなくて、あちこち散歩しながら
ノマドワーカーを気取りたかったんですが、
昨日の修正をしなくてはいけないので
またパソコンをえっちらおっちら運んできました。
で、ちょっと一区切りついたのでブログ書いてます。

ほら、ノマドワーカーとか最新の言葉も知ってるんです。
えっちらおっちらとかも言っちゃいますけど。

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